Bariberry Laboratory

バリバリー研究室

まだわからない香りを、
身体と一緒に調べていく。

Handwork

工房の手仕事

実験というと機械の話に聞こえますが、
研究室の時間のほとんどは、手仕事です。

写真はすべて、実際の工房と作業の記録です。

About

答えを先に決めない場所

体と心に、本当に良いものを作ったら、どうなるんだろう。
古の調香の技術を、いまによみがえらせたら、何が起きるんだろう。

リベレーションブランド バリバリーの研究室は、
そのワクワクを、そのまま確かめてきた場所です。

2015年から、記録は150本になりました。
満月の夜に瓶を出してみたり、脳波計の前に座ってみたり、
染めた布をサーモグラフィーで撮ってみたり。

うまくいった実験も、よくわからないまま終わった実験も、
同じように残しています。
ここは、医療効果や科学的な正しさを主張する場所ではありません。
素材と身体が返してくれるものを、一つずつ観察する場所です。

Themes

研究テーマ

Non-heated

非加熱フレグランスと植物

5〜38度の生命の温度帯で、植物をまるごと漬け込む。これまで250種類以上の素材を、自分の手で抽出してきました。瓶の濁りの原因を、名古屋市工業研究所まで調べに行ったこともあります。

Ambergris

龍涎香と古の香料

30〜100年以上の漂流が育てる香料を、現代の香りへ戻していく試み。脳波測定から、キャンディという形まで。古い文献の使い方を、実際に試しています。

Crystal & Moon

クリスタル・月・香り

満月の光とクリスタルで、香りは変わるのか。2016年に6回にわたって記録した連載は、いまも研究室の原点です。アメジストにアルコールを注ぐところから始まる香りもあります。

Body Dialogue

身体と対話する調香

前屈はどこまで変わるか。GDVやサーモグラフィーで何が見えるか。キネシオロジーで身体は何を選ぶか。アーシングを31日間続けたら何が起きるか。身体に聞くことを、記録し続けています。

Handwork

工房・手仕事・草木染め

ベチバーの根を手で瓶に詰める。特殊な酵素で染めると、藍の色はどう深くなるか。効率より先に、素材と付き合う時間があります。

All Records

すべての記録

2015年からの150本を、ブログの「バリバリー研究室」カテゴリで時系列のまま読めます。古い記録には、当時のままの言葉も残っています。

Experiments

注目の実験

Experiment 01

龍涎香で、脳波はどう動くのか

→ 瞑想・集中の指標で、全条件中の最高値が出てしまいました。

どうなるんだろう?
お客様から聞いてきた「瞑想が深くなる」という言葉は、データにも表れるのか。
やってみたこと
河野貴美子先生(工学博士)のご協力のもと、男女4名で脳波(EEG)を測定。安静、音楽、暗算、フレグランス、龍涎香オイルの順で記録しました。
起きたこと
瞑想や集中の状態で高くなるとされる指標(Fp2/O2比)で、龍涎香オイルが全条件中の最高値を記録。ラベンダーはα波の振幅が高く、休まる方向。「眠っているわけじゃないけど、深く静まっている」と河野先生。
いま言えること/まだわからないこと
ラベンダーは休ませる方向、龍涎香は意識を保ったまま深まる方向という違いが、データとして見えました。ただし4名の測定であり、医療効果を証明するものではありません。
記事を読む:瞑想に効果的な龍涎香?——脳波データが示したこと →
測定当日の記録 →

Experiment 02

満月とクリスタルで、香りは変わるのか

→ スーツ姿の一般の方にも、違いが分かってしまいました。

どうなるんだろう?
満月の光とクリスタルにひと晩あてた香りは、何もしていない香りと違うのか。
やってみたこと
2016年、同じ香りを「満月とクリスタルにあてたもの」と「何もしていないもの」に分け、いろいろな人に嗅ぎ比べてもらいました。6回の連載として記録しています。
起きたこと
敏感な人だけでなく、仕事先で会ったスーツ姿の方にも「違う」と分かってしまった、という出来事がありました。一方で仲間からは「よっしーの意図で変わっている可能性もあるよね」というツッコミも。それも、そのまま記録に残しています。
いま言えること/まだわからないこと
香りの印象が変わったという声は、たしかに集まりました。なぜ変わるのかの仕組みは、わかっていません。

実験当時の動画(2016年・よっしーの未来感覚チャンネル)

連載の第1回から読む →

Experiment 03

龍涎香キャンディと、濃度の不思議

→ 100年ものは、先生のいつもの物差しに収まりませんでした。

どうなるんだろう?
キャンディの中の龍涎香は、オイルより濃度が薄い。それなのに、口に入れた瞬間の体感の声が多いのはなぜか。
やってみたこと
30年ものの龍涎香キャンディと、100年もののホワイト龍涎香(龍涎香全体の約5%といわれる希少なもの)を使ったキャンディを、キネシオロジーを使う顧問の先生に見てもらいました。
起きたこと
30年ものには「とてもいい」という反応。100年もののホワイトでは、先生のいつもの物差しに収まらない反応が返ってきました。
いま言えること/まだわからないこと
濃度が薄いのに体感があるという現象について、ホメオパシー的な濃度の考え方という仮説を立てています。あくまで仮説のまま、置いています。

龍涎香キャンディ〜体感を感じる方法〜(動画)

記事を読む:100年もののホワイト龍涎香キャンディの測定記 →
濃度の謎についての第一報 →
動画:龍涎香キャンディーの味わい方 →

Experiment 04

アーシングフレグランスを、100万倍に増やす

→ 増やした香りでも、筋反射が変わってしまいました。

どうなるんだろう?
ホメオパシーの考え方で薄めて増やした香りにも、もとの香りと同じような体感は残るのか。
やってみたこと
2024年、アーシングフレグランス(ベチバー、ホーリーフ、ローズマリー、ドクダミ)を「100万倍に増やす方法」としてメルマガで伝え、東京・岡崎・広島など各地のワークショップで、筋反射(キネシオロジー)を使いながら参加者と一緒に確かめました。実験の様子は動画にも残しています。
起きたこと
増やした香りでも筋反射が変わる、体感があるという声が、ワークショップのたびに集まりました。遠隔でも変わるのか、という実験まで話は広がっています。
いま言えること/まだわからないこと
もとになっているのはホメオパシー的な希釈の考え方で、あくまで仮説です。筋反射や体感は個人差が大きく、何がそれを起こしているのかは、まだわかっていません。
記事を読む:100万倍企画をスタートしています →
動画:100万倍アーシングフレグランスの実験1 →
動画:100万倍アーシングフレグランスの実験2 →
動画:遠隔でも変わるのか?の実験 →

Experiment 05

酵素で染めると、藍の色はどう変わるのか

→ 並べてみたら、色の深さがひと目で違いました。

どうなるんだろう?
植物の力を引き出すという特殊な酵素を染めの工程に入れると、色はどう変わるのか。
やってみたこと
藍染めとログウッドで、酵素を入れたものと入れないものを並べて染め比べました。
起きたこと
酵素を入れた側の色が、目で見てわかるほど深くなりました。比較写真を記事に残しています。触れていると身体がぽかぽかしてくる——これは、作り手の身体の感覚です。
いま言えること/まだわからないこと
色の違いは、写真で見比べられます。手触りや温かさの感覚がなぜ生まれるのかは、まだ言葉にできていません。
記事を読む:酵素草木染め〜酵素の魔法〜 →
いまの草木染めの話(動画あり) →

Method

実験の作法

わかったことと、
感じたことを、混ぜない。

研究室の記録は、次の5つを分けて書くようにしています。

01確認できたこと測定値や検査結果など、誰が見ても同じもの
02観察したこと色の変化、人の反応など、その場で起きたこと
03身体で感じたこと緩む、深く息が入るなど、個人の感覚
04仮説こうかもしれない、という現時点の考え
05まだわからないこと問いのまま、残しておくもの

古い記録には、この区別があいまいなまま書かれた言葉も残っています。
消さずに、当時のままにしています。それも記録だからです。

Go Deeper

もっと深く知る

実験の背景にある考え方や、一次資料にもとづく龍涎香の研究は、
それぞれのページで読めます。

研究ノートは、有限会社アンバーグリスジャパンが出典付きで整理している資料室です。商品の効果を証明するものではありません。

封蝋で留めた手紙の巻物とアンティークの鍵

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