金木犀〜妖精の星屑〜

はじまりは、
コップ一杯の金木犀でした。

リベレーションブランド バリバリーの、非加熱金木犀の物語。

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写真:漬け込んだばかりの金木犀

2014年の秋、Facebookでつながっていた友達が、家の金木犀を採ってきてくれました。

僕はそれまで、精油の金木犀を知っていたので、あの花の香りは取り出せないと思っていました。それが、熱をかけずに漬けてみたら、すごくいい香りが取れた。非加熱だと、ちゃんと出るんだとわかったのです。

取れたのは、コップ一杯ぐらい。
半分ぐらいぼくが使ってしまったけど(笑)

当時の投稿には、「すごく綺麗にとれました。」「ああ嬉し。」と書いてあります。そして、「10本ぐらいそのまま販売しますね」と。

バリバリーの金木犀は、そんな小さな量から始まりました。

翌年の秋には、二か所から花を採っていただけるようになりました。仕込んだ香りのことを、そのとき僕は「まさに妖精の星屑。」と書いています。

金木犀のフレグランスに、そんな名前がつきました。

その後、長野の協力農家さんともつながり、花を届けてくれる人が増えていきました。以前よりたくさんの花を、仕込めるようになっていきます。

濃い緑の葉のあいだに、橙色の花をたくさんつけた金木犀の木
2016年9月の投稿より

けれど、花がたくさん届くようになっても、香りづくりは毎回ハラハラドキドキです。

金木犀は、生の花。花が咲く時期にしかできない仕込みなので、始めてから数年たった2019年でも、漬け込みはまだ10回ぐらいでした。

ある日、農家さんが採れたての花を持ってきてくれました。久しぶりに会ったので、いろいろ話したい。でも、花はなるべく早く漬けたい。結局、話しながら、その目の前で漬け込んでいました。

黒いハードケースの中に、袋に詰めた採れたての金木犀の花が三つ並んでいる
「やばいもの取引みたいな箱で持ってきてくれました」——2019年10月の作成日記より
ガラス瓶の中にぎっしり入った金木犀の花を、上からのぞいたところ
2019年10月、漬け込んだ瓶の中

雨が降る前に採った花と、雨のあとに採った花。どちらがいいのか、とりあえず両方とも漬けてみる。

実験道楽。

この日は、えぐみが強く出てしまうパターンもわかって、残念ながら一部を諦め、抽出の手順を変えました。手に取りやすいところに瓶を置いて、経過を見ながら抽出していきます。

そうして新しい花を仕込む一方で、前の年に漬けた金木犀も、瓶の中にありました。

できたばかりの香りと、一年たった香り。置いておく場所によっても、色や香りが変わります。一年熟成したものには、また違った味わいがありました。

年ごとの瓶を比べながら、香りがどう熟成して、どう弱まっていくのかを見ていました。時間によって変わっていく金木犀を見ていられることに、少しワクワクします。

金木犀を漬けた大きな瓶の前に、琥珀色の液体が入った細い瓶が二本並んでいる
2019年10月、金木犀の香りを比べる

香りを受け取ってくれた方からは、こんな言葉も届きました。

「肌に花が咲く」

金木犀をつけたとき、そんな感覚だったそうです。

深い青の背景の前で、四角い香水瓶の中に橙色の金木犀の花が浮かんでいる
瓶の中を泳ぐ、金木犀の花

作っている僕たちの間でも、香りや色が話題になります。ある日は、事務所で金木犀のフレグランスを作っていたスタッフさんから、「すごく綺麗!」とメッセージが届きました。みんなで「わー綺麗!」と、しばらく盛り上がって。

金色のキャップの四角い瓶に、濃い橙色の金木犀のフレグランスが入って並んでいる
2020年5月の投稿より

この、自然にシェアしたくなってしまうような伝わってくる何か。
これに動かされて、日々やってます。

2022年の秋には、「秋の金木犀まつり」を開きました。

きっかけは、抽出した金木犀の香りと色が、本当によかったこと。これを一緒に楽しみたくて、香りをプレゼントしたり、分け合ったりする企画を始めたのです。

四角い瓶の底に金木犀の花が沈み、琥珀色の液体に光が差している
2022年10月、金木犀まつりのお知らせより

8年前は、ジャムの空き瓶ぐらいの、たったひと瓶。
コップ一杯から始まった金木犀を、農家さんやスタッフさん、受け取ってくれる皆さんと、一緒に愛でられるようになりました。

その年、お祭りのお知らせに書いたのは、こんな言葉でした。

「一緒に金木犀の季節を感じたい〜!」

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金木犀〜妖精の星屑〜

国産の金木犀を旬の真ん中で採取、非加熱未精製で抽出しました。

甘く、どこか懐かしい金木犀の香りです。

大きさの違う金木犀のフレグランスの瓶が四本、横に並んでいる
2022年撮影
使い方
6〜7回振ってからご使用くださいませ。
*布につきますとシミになる場合がございますのでご注意ください。
原材料
金木犀・エタノール
容量
15ml , 30ml , 大瓶サイズ50ml
花言葉
高潔、謙遜、謙虚

いただいた声

そのまんまなの。
本当にね手首につけるでしょ、手首にキンモクセイが咲くの!
びっくりたまげるよぅ!

繊細な彼だからこそできる
植物やお花のエネルギーや
息吹そのままに
瓶に閉じた込めた
生のキンモクセイです✨

つけたとき
《花が肌に咲く》
そんな感覚でした

——2019年10月にいただいた声

何というか、体になじむ優しさを感じました…。

香水大好きなんです!ですが、若い頃は人工的なブランド物の香りをガンガンに付けてましたが、子供生んでからそう言う物を付けると寄って吐きそうになり…。

有り難く使わさせて頂きますm(_ _)m

そう、なじむんです。体から出てきた香りかも?な位にすっと。

かなり感動しました♪

——2016年2月にいただいた声

本当に嫌味のない自然な香り。

市販の香水はどうしてもいやらしさが残って具合が悪くなるけれど、
こちらのお品は最期までとっても気持ちよく楽しめました。

そのまんまの自然な香り。ずっと纏っていたいと感じる初めての香りでした。

香りが残らないのが良さなのだけど、贅沢をいえば、
もうちょっと残り香が楽しめたら最高です。

もっといろんな香りを作ってください!バリバリーさんの香りが大好きです!!!

——2020年2月にいただいた声

すごくすてき!

香りが、しっかり香って瑞々しく艶やかです!

金木犀をたくさん集めて、それを香ってるみたい。

こんな香りは初めてです。

——2020年5月にいただいた声(2年熟成の金木犀)

金木犀のフレグランスを使っています。

一瞬、ふっと強く香る香りがあるんだけど、ふあーとほどけていく不思議!!

——2020年5月にいただいた声

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