高校は仏教の学校だった。講堂で行事があるときには香道部のひとがお香を焚いていて、その空間がすごく好きだった。香りは「嗅ぐ」ではなくて「聞く」という。16歳のわたしは”香りを心で聞く”ということに夢中になった。香水屋さんのよっしーさんがあたらしく作った香水は「蓮の花」。さっきそれが届いて、儚い香りに耳をすました。そして心に浮かんだ色を紙にのせていって蓮の花を描いてみました。昔は「色は匂う」と表現したのもすごいよなー。(色というものが草木の色素だったから、色と香りが結びついていたのだけれど)「音色」っていうのもすごいよなー。
としくら様の描かれた蓮の絵、心穏やかになれ、また優しさに包まれるようでとても癒されます。
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