チョコレートの香り開発1~そのままのあなたにやさしく寄り添いたい~

こんにちは。スタッフのまなみです。

「チョコレートをやめたいのに、やめれない…」
「ついつい食べすぎてしまう…」

そんな風に、感じている方、意外と多いのではないでしょうか?


「甘いものはやめられても、なぜか、チョコだけやめれないって人多いよね」

スタッフともちゃんと、よっしーが談笑している時に、そんな話で盛り上がったそうです。

そんな全世界のチョコレート中毒者を救うべく、
一つの香りプロジェクトが始まりました。


\ 音声でも話しています /

依存は意志の弱さではない

開発部のまささんは、以前、コーラ依存を克服したそうで、

方法はと言うと、好きなだけ飲むというのもの。

そうしているうちに、1ヶ月で自然と離れられたらしいのです。

「でも、健康に気を遣っている方でも、
チョコレートはやめられない人って結構いそうだよね」

ふむ。確かに。


健康系のものを選んでも、ロカボでも、量を食べれば胸焼け。

カカオ豆やレーズンでは、あの「甘さと香り」の満足感は得られない。

ローチョコは美味しいけれど、中毒状態では「少量で味わう」ことができず、経済的に続けられません。

代替案を試しても、心が求めているものは埋まらない。

その現実に、バリバリーは向き合ってみることにしました。

香りという新しい選択肢

とはいえ、開発は行き詰まっていました。
でも、今日、突破口が見えてきました。

それは、10年ものの自然栽培カカオを漬け込んだ素材。

時間が生み出す深みと熟成が、香りに命を吹き込んでくれました。


さらに、ベチバーと組み合わせることで、

しっかりと下支えされた、安定感のある香りに。

ベースが整うと、不思議なことに全体が華やぐそうです。

クリスマスの贈り物として

クリスマスには「シュトーレンの香り」も仲間入りします。

クローブ、シナモン、オレンジ、トンカビーンズをふんだんに使った、温かく包み込むような香りです。
こちらも、砂糖などの依存から少しずつ自由になり、
自分の内面にやさしく向き合うための「香りの伴走者」になればと願っています。

本当に満たしたいもの

「チョコを食べ過ぎてしまう」表面の下には、心の動きがあります。

自分へのご褒美の気持ち、ストレスへの対処、満たされない何か。

頑張った自分を労いたい気持ちも、
疲れた心を癒したい想いも、
どれも大切なものです。

それを否定せず、別の形で寄り添えたら。

香りはそっと、あなたの味方になってくれるかもしれません。

依存と向き合うことは、自分の心と向き合うこと。

その旅に、香りという静かな伴走者を。

新しい香りの誕生まで、もう少々お待ちください。


次回は、依存の心理と香りの関係について、もう少し深くお話しします。