ホーリーバジルの非加熱媚薬オイルがついに完成した去年から、バリバリーのよっしーとめぐさんとともにオイルの調合をやってきてついに。ストンって自分の腹に落ちる感覚で、これで終わりと
思えた調合のオイルが完成したのだこれを作る過程は、アートや芸術のようでわが子を育てるような幸せの時間たった1cc。何か増やすだけでも微差で香りは変わってくる。どこがおわり自分の感覚がわからなくなる…なんせ、香りの調合なんて初めてのこと。何度も試作しては使ってみるのを繰り返し、媚薬オイルなので膣ケアなどにも使えないと意味ないし、安全性は当たり前。試作Ｎｏ．はいつのまにか１２となっていた。一つの試作を作るのに、数時間かかることもザラ。私がとてもラッキーだったのは、よっしーが、すでに「調合できる、オイルを長い年月かけて作ってきてくれていた」ということ。どういうことかというと、ホホバオイルに、アルガンオイルやらタマヌオイルやら、人気の油脂をブレンドして、精油で香りづけして終わりというものしか、市場に存在してないんですね。手作りオイルしてる方も、ブレンドしてるのみ。それなら、私も昔からやってきた。それでも十分いいオイルはできるそんな美容オイルを素敵な瓶につめて、1万円以上でメーカーさんは販売してたりする。私はそれを否定しないのぼったくりともまったく思わないオタクなので、そういう美容オイルが大好きだし、今でもよく買うのでも、よっしーと出会い、調合するオイルそのものを非加熱で作り出すという世界を知った非加熱で抽出するには…そう、オイルで成分を抽出するには、ひたすら時間をかけないといけないのだ。何ヶ月も、何年も、時間をゆっくりとかけて抽出していく。そうしてできた、ホールフードのような成分まるごとつまった「龍涎香オイル」や「本物のムスクのオイル」(市場にあるムスクはほぼ人工)「バニラ」「ホーリーバジル」などなど、精油でポタリと垂らせば簡単なんだけど、数ヶ月、数年とかけて抽出した非加熱のオイルは香りと優しさがまったく違うのだ(精油は悪いとかそういう話ではないよ精油も精油の良さがあり私も使うからーーー)一言で言うなら「極上」。香りでこんなに深い気持ちになれるのか…深さのレベルでいうと、リリー博士が生み出した感覚遮断で深い瞑想になるアイソレーションタンクに入ったときにも似ていた。昔thinkerアトリエでやっていたのですが…眠っていた感覚をフルに使っている…植物とつながる…大地や海、そこに生きる生命の豊かさ…この世界の美しさ、自然界の美しさ、人本来の美しさ、そんなことを感じさせてくれる非加熱オイルとなった。
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