おはようございます!バリバリーのよっしーです。
現在、奄美大島に滞在しており、今日は島に来て4日目になります。
講演会のため来島しましたが、他の村も回ることになり、
当初の予定より2日から4日ほど滞在を延長して、自然をたっぷり満喫する予定です。
なぜ今これを書いているかというと、
昨日、奄美市の市長に「龍涎香」を手渡した際、
奄美の文化の言葉である「ネリヤカナヤ」と「ユリムン」という言葉を
受け取った(あるいは話の中で出てきた)からです。
\ 音声でも話しています /
この奄美の言葉が、私が「龍涎香」(りゅうぜんこう)を通じて伝えたいことと、
非常に深く繋がっていると感じました。
楽園からの贈り物:ネリヤカナヤとユリムン
奄美大島における「ネリヤカナヤ」は、
沖縄でいう「ニライ」と似た概念です。
これは、海の向こうにある楽園を指し、
亡くなった人が行く場所であり、神様が住んでいる場所でもあります。
そして、「ユリムン」(寄り者)とは、
その神様が住むネリヤカナヤから贈り物として海を漂ってやってくる漂流物、
つまり、宝物を意味します。
これは、この島の人々が古来より持っている大切なエピソード、ストーリーなんです。
私が以前お話ししたこと、
つまり「目に見えない世界」の果てからやってくる、
宝物の象徴として非常に価値のある「龍涎香」が存在する、という話と、
この構造や物語がまったく同じであると感じ、深く感動しました。
龍涎香は、体や心を溶かして柔らかくし、
新しい世界に広げてくれる存在だと私は思っています。
そして、私はこの龍涎香を伝える活動を通じて、
単に目に見える世界の事柄だけではなく、
目に見えない世界も感じ取りながら生きていくことの重要性を伝えているのだと、
改めて確信しました。
喧嘩が減る世界
なぜ「目に見えない世界」を意識することが大切なのでしょうか?
私たちが目に見える世界だけで生きていると、
「どちらが優れているか、劣っているか」といった比較や、
ぶつかり合い(喧嘩)が生じやすくなります。
しかし、相手の目に見えない「物語」や「背景」といった文脈を把握しながら生きると、不必要に争うことなく、皆が仲良くできると私は考えています。
このことは、SNSでのコミュニケーションを考えるとよくわかります。
例えば、Twitter(X)のような場では、言葉尻だけを捉えて喧嘩が起こりやすいです。
しかし、Facebookグループのような、お互いを知っているコミュニティの中では、
たとえ同じ言葉遣いであったとしても、喧嘩は起こりにくい傾向があります。
それはなぜかというと、コミュニティ内では、
相手の発言の裏にある「その人の文脈」や「背景」、
あるいは「どんな風に生きてきたか」を知っているからです。
この目に見えない背景が、理解と共感を促し、衝突を防いでくれるのです。
私は、この「目に見えない世界の機微」をお伝えしたくて、
非加熱の香りや龍涎香を、物語として伝えています。
そして、それを頭で理解するだけでなく、
感覚レベルで体験できるように、オイルやフレグランスを作っているのです。
現在、アーシングフレグランスのステップメルマガや、
今作成中のアーシングフレグランスの本にも、
この目に見えない世界の重要性について書いています。
奄美大島で触れた「ネリヤカナヤ」や「ユリムン」といった言葉は、
まさに、私たちが大切にすべき、
世界がくれる無形の宝物を教えてくれているのだと感じました。
まるで、夜空を照らす月が、
太陽の光(目に見える世界)を反射しているだけでなく、
その裏側にある広大な宇宙(目に見えない世界)の存在を教えてくれるように、
私たちは日常の中で見えない背景を感じ取ることで、
より豊かで平和な関係を築けるのだと思います。
さて、今日はこれから講演会です。
龍涎香のことを丁寧に皆さんに伝えられることを楽しみにしています。
ではでは!



