チョコレートの香り開発2~甘いものが欲しくなるとき、心が教えてくれること~

チョコレートが無性に食べたくなる夜。

それは本当に「甘いもの」を求めているのでしょうか?


こんにちは。スタッフのまなみです。


前回は、「チョコレートの香り開発をはじめたよ」というお話を書きました。

今回は、なぜ、『甘いもの』はやめられないのだろう」?という」お話。



\ 音声でも話しています /

甘えと甘いものの不思議な関係


「不思議なことに、大切な人と一緒にいるとき、
チョコレートへの欲求がすっと消えることがある」

よっしーと開発部まさの会話から聴こえてきたのは、こんな気づき。

「甘い」と「甘え」。

この二つの言葉は、音も感覚もとても近いところにあります。

もしかしたら、私たちは、満たされない心の隙間を、

甘味で埋めようとしているのかもしれません。
人肌恋しさ、誰かに甘えたい気持ち、そっと抱きしめてほしい想い。

そんな心の声が、チョコレートという形で現れているのかもしれませんね。

甘いものを求める理由は、一人ひとり違う

ストレス、孤独、疲れ、自己否定。

甘いものを求める理由は、一人ひとり違います。

だからこそ、一人ひとりの心に寄り添った、
オーダーメイドのケア(香り・植物のちから)が効果を持つのです。

表面の「食べたい」という欲求だけを見るのではなく、
その奥にある心の動きに気づくこと。

それだけでも、不思議と衝動は和らいでいくかもしれません。

香りという静かな味方

瞑想や深呼吸で、一時的に衝動を緩めることはできます。

でも日常の中で、いつでも使える優しい手段があったら。

そこでバリバリーが考えたのが、一人ひとりの心の状態に合わせた香りです。

たとえば、母親との関係、子供との関係から癒されたい方や、
母性のぬくもりを感じたい方には、
女性性の極みともいえる「龍涎香」がぴったりですし、

自然の生命エネルギーを調合した香りは、
寂しさ、緊張、疲れ、自己否定…それぞれの背景にある感情に、
そっと寄り添ってくれます。

少し、話はずれますが、

面白いことに、調合したばかりの香りは「なんだかしっくりこない」と感じることも。

でも、1日、3日、時には数ヶ月。
時間と共に香りは熟成し、まるで生きているように変化していきます。
わたしたちと同じですね。

自分と向き合う時間

甘いものへの欲求は、心からのサイン。

「私、疲れているよ」「寂しいよ」「もっと自分を大切にしていいんだよ」という、優しいメッセージなのかもしれません。

その声に気づいたとき、チョコレートの代わりに香りをそっと嗅いでみる。

深く呼吸をして、自分の心に「どうしたの?」と聞いてみる。それは瞑想にも似た、自分との静かな対話の時間を持つのはどうでしょうか。

あなたの心に寄り添う香りを


あなたの心が本当に求めているものに、香りという形で応えていきたい。

衝動を無理に抑えるのではなく、心の根っこに優しく触れること。

そこから始まる、ゆっくりとした変化を、香りと共に歩んでいけたらと思います。


時間と共に育つ香りのように、ゆっくりと、あなたらしく。