竜涎香(りゅうぜんこう)とは ?アンバーグリスジャパン、山田先生の記事です!

アンバーグリスジャパンの山田海人先生からの情報を転載します。

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竜涎香(りゅうぜんこう)とは   訳:山田 海人
What is ambergris?
By Emily Osterloff The Natural History Museum  25 July 2017
 竜涎香(りゅうぜんこう)とは、まだまだ人が知らない部分の多い不思議な物質ですが、最近分かったことを記載します。
 竜涎香はマッコウクジラだけが生産できる物質で、何世紀にもわたって人の暮らしに使われてきました。  竜涎香の化石は175万年前のものが発見されていて、何千年も前から万能薬・香り、媚薬などに使われていました。この竜涎香は油性なので海面に浮いて「浮かぶ金塊」など呼ばれていました。
 しかし、1800年代に捕鯨漁がはじまり、マッコウクジラは高級な鯨油が取れることで、捕鯨船から特別に追われる身となり、絶滅に追いやられました。
 マッコウクジラは、イカやタコを主に捕食し、消化できないクチバシの部分は四番目の胃に貯められて、嘔吐されて消化系から排除されていました。それでも稀に腸へ入ってしまうことがあり、尖ったクチバシは腸を刺激し、腸から分泌された“特殊な油“が異物となるクチバシにまとわり付いて、何年もの時間を掛けて油の層が重なって、真珠のように大きくなります。 これが竜涎香(アンバーグリス)で鋭いクチバシからクジラの内臓を守ろうとする防御本能が故の産物と言われています。

 「竜涎香の産出」
 マッコウクジラから竜涎香はどのようにして排泄されるかについては、多くの研究者は「口から嘔吐される、つまりクジラの嘔吐whale vomit’」と思われていますが、博物館の学芸員リチャード・セビンRichard Sabinらは海外の研究者と情報交換をして、嘔吐と考えるには無理があり、大部分は肛門からフンと同様に排泄されると考えています。
また、竜涎香が大きくなりすぎて腸閉塞を起こし、そのクジラは死亡し、クジラの死骸は虫たちに捕食されて、浮力のある竜涎香は身体から離れて海面に漂う場合もあると言われています。
 マッコウクジラの仲間のコマッコウクジラは体型も小さいことから、竜涎香も小さ目になっていると言われています。
 マッコウクジラ類は世界の海に広く生息しているので、海面に10年以上も長く漂い、やがてその一部が海辺に打ち上げられています。

「実用的な香料」
 竜涎香の特性は香りです、クジラから排泄された直後は、強い排便の臭いがします。 しかし、乾いた竜涎香は楽しいいい香りがするので、ムスキーと呼ばれています。 小説「海底二万哩」にも竜涎香の香りが紹介されています。
 竜涎香の中で白いものは、何百年も高品質として取引され、素晴らしい香りがあります。一方、黒いものは低価格で取引されています。 竜涎香のなかのアンバリンAmberrineと呼ばれる物質には香りはありませんが、香りを長持ちさせる機能があります。 竜涎香は、産出されてから海面に浮かび、空気に触れ、紫外線を浴び酸化して、何年も海面を漂ったものが品質が良くなり、高品質となります。 酸化のレベルによって色が変化し、黒から白の間には、灰色から茶色があります。

「最も高価な香水」
 竜涎香は香水以外にも使われてきました。昔のアラブ文明では、アンバーと名付けて、脳、心臓、感覚の病気を含む、多くの病気を治療する香り、媚薬、薬として使用しました。

「竜涎香はマッコウクジラを危険にさらすのか?」
捕鯨漁がおこなわれていた時代は、マッコウクジラは竜涎香や脳油の貴重な製品目当てに絶滅に追いやられらました。
セビン氏は、現在は世界的に保護されているが、今後も危険にさらされる可能性があると言っています。
竜涎香(アンバーグリス)の収集と販売を規制する法律は世界中で異なりますが。 英国とヨーロッパでは、クジラ、イルカ、イルカの生きている種はすべて法によって保護されています。一部の国では、鯨由来の製品の所持、販売に厳しい法があります。ですが、法的にはまだ灰色の領域です。
しかし、絶滅のおそれのある種の国際取引に関する条約(CITES)は、アンバーグリスは自然に発生するマッコウクジラの老廃物であり、海岸や海から回収することは唯一合法であると考えられています。
セビン氏は次のように述べています。「竜涎香の代替品が存在し、これらの使用が奨励されるべきです。「これは、人間が利用できる資源として、いかなる形であれ、クジラを将来にわたって見ることを妨げるだろう。」 終

 
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